劇団桃唄309さんに客演いたします、舞台『風が吹いた、帰ろう』 座・高円寺1が、5月25日(水)初日を迎えます。みなさまどうぞお越しくださいませ。
座・高円寺 春の劇場06/日本劇作家協会プログラム
劇団桃唄309 『風が吹いた、帰ろう』
戯曲・演出 長谷基弘
2016年05月25日(水) – 29日(日)
東京/座・高円寺1
とある病気のいまとむかし
そしてふへんのあいについて
そしてふへんのあいについて
【公演日程】
5月25日(水) 19:00
5月26日(木) 19:00
5月27日(金) 14:00/19:00☆
5月28日(土) 14:00★
5月29日(日) 14:00☆
☆=ポストパフォーマンストーク
★=バックステージツアー(劇団へ要予約)
【チケット】
一般:前売り:予約 4,000円
学生 2,000円 小中高生 1,000円 (学生、小中高生の予約は劇団へ)
【チケット予約】
https://ticket.corich.jp/apply/73093/102/ (竹田扱い)
他、学生チケット等のお求めは劇団ウェブサイトをご確認ください。
【パネル展示のお知らせ】
当日会場では、国立ハンセン病資料館よりお借りしたパネルを展示いたします。
無料展示ですので開演前にご覧いただけます。
みなさまのご来場をこころよりお待ちもうしあげております。
港から、船で二十分のところに、美しい小島がある。
無知や誤解の元に「業病」「天刑病」などと呼ばれていた病。
ハンセン病。その療養所の島。
かつては、わたしやあなたと変わらない人たちでひしめきあっていた。
今は、ただ静かな島。まばゆい白砂。青々とした松。
手を伸ばせば届きそうな空。
想像してみよう。家族と引き離され、社会からほぼ隔絶され、
わたしやあなたは、何を感じながらここにいたのだろうか。
世の中は、つまりわたしたちは、なにを間違えたのだろうか。
繰り返す波が、浜に砂を運び寄せ、時に砂を削る。
織りなす思い、その海に漕ぎ出そう。
たとえ小舟しかなくても。
無知や誤解の元に「業病」「天刑病」などと呼ばれていた病。
ハンセン病。その療養所の島。
かつては、わたしやあなたと変わらない人たちでひしめきあっていた。
今は、ただ静かな島。まばゆい白砂。青々とした松。
手を伸ばせば届きそうな空。
想像してみよう。家族と引き離され、社会からほぼ隔絶され、
わたしやあなたは、何を感じながらここにいたのだろうか。
世の中は、つまりわたしたちは、なにを間違えたのだろうか。
繰り返す波が、浜に砂を運び寄せ、時に砂を削る。
織りなす思い、その海に漕ぎ出そう。
たとえ小舟しかなくても。